第27期修了生:岩本 怜大
■ 福井建設(株)勤務(大工・鉄筋・とび・土工事業) ■ 建築基礎躯体施工科修了 僕が建設業の仕事がしたいと思ったのは、高校2年生の時だろう。中学生のころは、友達と一緒の高校に行きたかったから建築科のある高校に進学しました。1年生の時は何も面白いとは思わなくて、将来はどんな仕事をやりたいかとか考えていませんでした。2年生の時の建築でとても興味が湧いてきました。自分でも大きな建物を作ってみたいと思いいまの会社に就職しました。 会社に就職し、初めに職業訓練校 広島建設アカデミーに二ヵ月半派遣されました。アカデミーでの訓練生活は今まで知らなかったことばっだったので、とても勉強になりました。初めは江田島研修で他の会社の人達と一緒に研修をいました。大きな声をだしたり 歩調訓練をやったりしてとても大変でした。何のためにやっているのかわからなかったし、あんまり他の会社の人とも話せなかったので早く帰りたいとずっとおもっていました。最後の日はカッター訓練をやりました。前の研修で筋トレをやっていたのでカッターの櫂を何回も海に落としそうになって同じカッターに乗っている皆に迷惑をかけてしまった。帰りのフェリーの中では、みんなで仲良く過ごせることが出来てとてもよい経験になったと思います。アカデミーでの研修がはじまってからは、毎日毎日新しいことばかりでとても大変でした。初めはレベルやトランシットを使った研修でした。早く正確に据付るために何日も練習しました。初めは実習棟でやっていたので、結構早く出来ていなたが、野外での実習の時には、なかなかうまくいきませんでした。 次に鉄筋の実習をやりました。鉄筋組立て実習は、技能検定2級課題をやりました。最後にやった組立て実習試験は、時間内にきれいにできてとてもうれしかったです。その後鉄筋の拾い出しをやりましたが、とても難しかったけどわかり始めたらちゃんと出来るようになりました。 次に鳶の研修をやりました。初め日は、2段目までの枠組み足場の組立てをし、最後は5段目まで組み立てました。5段目で作業して下を見たら高くてとても怖かったです。下から建枠を上の人に渡す時に皮手袋が引って建枠と一緒に引張られた時はとても怖かったです。最後は、技能検定2級課題の単管組立て実習をやりました。初めは2人一組でやりとても順調に出来ましたが、次の一人でやった時には、材料を間違えたりして時間もかかりすぎたりと苦労がたくさん有りました。 最後に型枠実習とコンクリート打設実践訓練をやりました。型枠研修は図面から実際の型枠の拾い出しをして、自分達で加工し、組立てまでやりました。拾い出しはとても難しくて、何回やっても間違っていました。実際に組立て実習をしたら、壁がきちんと収まらなかったり、セパレーターの位置がずれていたりで、きれいに完成することが出来ませんでした。 コンクリート実習では初めにレベルを合わせるために、訓練生皆で土を削って整地をしました。土がとても固くてなかなか削れなくてとても大変でした。コンクリートを打って仕上がった時は、とてもうれしかったです。 アカデミーでの研修が終わり会社に戻って、初めて現場に出た時は、とても緊張していました。初めは自分が何をしていいのかが、まったくわかりませんでした。他の作業員の手伝をしたり、ゴミ拾いや片付けをしていました。少しずつ仕事をさせてもらうようになってきて次に自分は何をしたらいいのか考えて動けるようになってきました。でも 間違ったりして怒られる事が、まだまだたくさんあります。まだまだ、自分一人では何も出来ないんだと感じます。 今からもっと頑張って、一人でもしっかり仕事が出来るようになり、周りの人から信頼され、頼れる職人を目指し頑張って行こうと思います。 |
第27期修了生:岩本 怜大